親しい韓国人、世界人の友達

[各地域] 忠淸道

 

忠州、韓国のどこからでもアクセスが容易です。

忠州は旅どころが豊富な中原文化のある美しい所で、韓国のどこからでもアクセスが容易です。潘基文(パン・ギムン)国連事務総長の故郷でもあります。 

水が非常にきれいで、忠州と堤川、忠清北道の丹陽をつなぐ忠州湖は、韓国で最も大きな多目的ダムです。湖の周辺には月岳山自然公園や錦繍山、亀潭峰などがあるため、青い水と自然の調和による美しさが満喫できます。観光船が忠州から新丹陽まで運航しています。  

忠州湖の周辺には安定のための森が形成されており、その森の中で休んだり、温泉浴をしながらくつろいだりできます。また、森を訪れて高句麗唯一の記念碑である中原高句麗碑を含めた三国時代の遺物を見ることもできます。

 

   親愛なる友へ。

 

「その国の魅力を感じたければ、一般人に混じって滞在すべきだ。」これは、ある新聞のレジャー欄に寄稿する記者が書いたアドバイスだ。自分も両親と一緒に中国を旅行したことがあるが、ただ車に乗って回り、時々観光名所に降りて写真を撮るくらいだった。そのとき、自分の足で隅々を回ってその国を感じられたら、ずっと良かったのにと思ったものだった。実際、多くの人は旅行をしながらその国の魅力を感じられていない。それは「観光、また観光」と忙しないためだ。ただカメラのシャッターを押し、旅行客のあまりの多さにいらだったりもする。 

 
そんな理由から、もし韓国を紹介する機会があれば、韓国の伝統村に案内し、その「気」を感じてもらうようにするだろう。また、綱渡りや民俗歌謡祭、板跳びなど、多くの韓国伝統公演を見せるだろう。運が良ければ、そこで歴史ドラマや映画のロケに遭遇できるかもしれない。もしかすると、外国人の友達に故郷の伝統遊びについて聞いてみる機会があるかもしれない。 
 
歩き回って疲れたら、マッコリや餅、カボチャ飴のような韓国の伝統食品を味わってみるのもいいだろう。夕方は故郷の忠州にある温泉に行くつもりだ。「ノムシウォネ!(韓国語で「涼しい」「気持ちいい」などの意味がある)」などと冗談を言いながら温泉を楽しめるだろうか。夜はベッドの洋室ではなくオンドル部屋で、夜通し温かい床に寝そべりながら、話に花を咲かせるだろう。 
 

次の日は忠州世界武術祭りに案内する。そこでは様々な国の武術が見られるが、特に韓国固有の武術であるテッキョンとテコンドーを紹介したい。テッキョンはテコンドーほど有名ではないが、関心を持ってもらえたらうれしい。時間があれば家に招待してバルサム染めを見せ、これにまつわる感動的な話を聞かせてあげるだろう。  

その次の日は在来市場に案内したい。もしかしたら、イヌやヒヨコ、カモ、新鮮な野菜、鮮魚が市場で売られているのを見て驚いたり、異国的だと感じたりするかもしれない。それも我々二人にとって非常にいい経験となり、単に有名観光地を回るよりもはるかに思い出が長く残るだろう。 

 

真心を込めて。 
 ミョンス

 

* 忠州世界武術祭りは毎年十月に開かれ、韓国の独創的な武術であるテコンドーや、その他様々な武術が楽しめる。 

 

 

 清州、住んでみれば幸せな都市です。

清州市は南北に伸びたT字形の都市で、ソウルから128km離れた内陸にあります。牛岩山に囲まれており、無心川が中央を流れています。清州市は教育と文化の都市として知られています。

 

 教育と文化の都市

歴史全般にわたって見ると、清州市は美しい景色と文化が栄えた所でした。古くから印刷術が発展してきたとみることができ、これは現存する最も古い金属活字本である直指が清州市で印刷されたことからもわかります。

 

直指

直指は清州市の興徳寺で1377年に印刷され、現存する最も古い金属活字本です。直指のもとの名前は 『白雲和尚抄録仏祖直指心体要節』で、仏教の教訓と教えがまとめられています。この本は韓国の白雲和尚によって編纂され、その弟子である釈璨と達湛によって金属活字印刷術で印刷されました。元々は二巻でしたが、そのうち一巻だけが現在フランス国立図書館に所蔵されています。この本は全世界に現存するもののうち最も古い金属活字本で、グーテンベルクが1455年に42行聖書を作った当時より78年先に作られました。直指は2001年9月4日にユネスコ記録遺産に登録され、様々な学者によってこの本の人類歴史における価値が認められています。現在は、この直指が印刷された所に清州古印刷博物館があります。

   1. 古印刷博物館  
清州古印刷博物館は直指の複写本をはじめ、14世紀高麗末の多様な印刷術遺物と800余点の印刷術関連遺物を所蔵し、展示しています。

    2. 明岩公園
明岩公園は清州を取り囲んでいる牛岩山の中腹にあり、美しい景色ゆえに清州市民から愛されています。清州で最も大きな貯水池があり、美しい森の景色を眺めながらボートに乗ることもできます。また、近くに清州博物館、牛岩子供博物館、清州動物園、上党山城があります。貯水池の周辺には釣り場や雪ゾリ施設もあります。周辺においしい料理が食べられる食堂もたくさんあります。明岩公園を家族が休める空間として発展させるため、貯水池の周辺にカフェ通りもできる予定です。

    3. 上党山城 
清州市の中心街から近いため、市民がよく訪れます。長さは4キロメートルを超え、石でできた城壁が放物線状に連なっています。この山城は新羅時代に築かれたと推定されます。韓国によく見られる典型的な山城で、外側の城壁が整えられた花崗岩でできており、砂利と土が城壁の内側に補われ、城壁の上を人が歩けるようになっています。1596年に壬辰倭乱(文禄・慶長の役)が起きたときに再び発展し、1716年の粛宗のときに再び築かれました。山城の中には韓屋村があります。清州市中心街から車やバスで行けます。

 


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