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[各地域] ソウルと京畿道
きれいで魅力一杯の世界的な都市・ソウル 韓国の首都であるソウルは朝鮮半島の中央に位置しています。ソウルの中心には漢江が流れ、美しい山に囲まれています。ソウルは韓国の文化、社会、経済、政治の中心地です。百済時代や朝鮮王朝の時代にも首都でした。したがって、ソウルにはこれらの時代の遺跡地がたくさん残っていました。このためソウルでは、伝統と現代産業が一つになっています。 漢江 漢江(ハンガン)は鴨緑江、豆満江、洛東江に次いで朝鮮半島で四番目に長い川で、その長さは497.5kmです。漢江という名前は、百済時代に中国と貿易を行う中で生まれました。漢江は最初、中国語で漢水(ハンス)と呼ばれていましたが、歳月が流れるにつれ漢江に変わりました。漢江は「ハンガラム」という言葉がもとにもなっています。ハンガラムの「ハン」は広くて大きく、長いという意味で、「ガラム」は川を意味するアラビア語だといいます。朝鮮時代にはキュガンと呼ばれもしました。 漢江公園 ソウルの急速な発展によって増えたソウル市民への安定的給水のため、1982年から漢江発展計画が立てられ、4年後の1986年に完成しました。20年後には漢江公園がレジャー生活を楽しむ身近な場所になれるよう、開発され始めました。現在12ヶ所の公園が合計39.9km2の空間に造られ、サイクリングやインラインスケート、ハイキングが楽しめる空間や、サッカー場、バレーボールコート、野球場など257の施設ができ、漢江で目を楽しませたりアウトドア活動をしたりする幅が広がりました。 漢江での楽しみ 漢江は都市の息苦しく狭い空の下から抜け出せる空間を提供します。漢江岸の公園にはジョギングコース、室外プール、ローラースケートなどのスポーツ空間があります。漢江の水上レストランやカフェでも、楽しい時間が過ごせます。 ① 蘭芝島(キャンプ場) 漢江沿いに広がる美しい風景が楽しめる唯一のキャンプ場です。面積は23.141m2で、680人収容できます。 ② 汝矣島 漢江の中ほどに汝矣島があります。汝矣島は韓国のマンハッタンとも呼ばれています。高層ビルがたくさん立ち並び、韓国の経済、政治、放送の中心地的役割を果たしているためです。 [...]